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白洲次郎・正子展

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    仕事の合間に思い立ち横浜そごうでの白洲次郎、正子展へ行きました。最終日に近く
    間に合って良かった。白洲次郎は占領下の混乱の中、日本の復興と講和独立をめざし
    てGHQとの折衝の矢面に立ち、米国側に「従順ならざる唯一の日本人」と言われた男
    だそうです。21歳で英国ケンブリッジに学び、英国紳士としてのマナーと教養を身に
    つけて、プリンシプルを信条に激動の時代を駆け抜けたその潔い生きざまは、数々の
    ドラマを生み出しています。 一方、骨董蒐集や文筆活動において多彩な活躍をした
    白洲正子は薩摩隼人の海軍軍人樺山資紀伯爵の孫娘として、生まれも育ちも良く、幼
    いころから梅若宗家で能を習い14歳で米国留学し、19歳で実業家白洲次郎と結婚。
    古典芸能にも通じ、青山二郎、小林秀雄らとの交遊の中で、骨董の美しさや面白さに
    開眼し、その世界に引き込まれていきます。また本展では、自分の好みをはっきり
    持った正子の好みを反映した仏教美術や信楽などの古窯もの、さらには初期伊万里な
    ど骨董の数々がありました『美しい骨董を見ることは、そして使うことは、自分を豊
    かにすることだ』という言葉は、展示品の骨董から察するに、好きなものに囲まれて
    心豊かに暮らす正子の姿を
    垣間見る事が出来ます。白洲次郎についての本は昔から好きで良く読んでいました
    が、今回その二人の暮らしぶりのセンスに惹かれる思いがしました。
    そして、次郎が戦後日本の復興に奔走した当時の史料をはじめ、留学先で身につけた
    英国流ダンディズムを物語る身の回りの品々、加えて、次郎が留学時代にあこがれた
    カントリージェントルマンの生活をする為にふたりが移り住んだ鶴川の武相荘(旧白
    洲邸)での暮らしぶりを垣間見れた貴重な経験でした。





    aromakusakabe * - * 00:41 * comments(0) * - * - -

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