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アロマテラピー国際学会 2日目レポート

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    3月17日 2日目レポート

    神経科学:植物の香りとその役目
    21世紀を向かえ社会経済や地球環境問題など、人々の生活は大きな変化が強いられています。そのようなストレスフルな中で、アロマテラピーや植物療法が精神的なサポートとして役立つ事を多くの研究者達が望んでいます。実社会の中ですぐに役に立つ情報というよりは、このシンポジウムは、もちろん専門家の発表ではありますので、研究途中のものも多くあります。
    しかし、今後我々の生活に役立つベースになることでしょう。

    ◆化学技師・フランス Benoit Auffray-Robertet氏
    <人類上の生理学と、生物化学的要素から見た、状況性ストレスに対する原料の芳香性が与える嗅覚作用への影響>について

    人類上の生理学と生物化学的要素から見た、状況性ストレスに対する原料の芳香性が与える臭覚作用への影響でとしては、ストレスのメカニズムと香りでのストレスの軽減についての報告。正式に医学的には証明は出来ませんが、有効な精油はセージとシダーになるそうです。

    ◆薬学博士・ドイツ Mathias Schmidt氏
    <医療使用のサフランベース調合、抗うつ作用と刺激作用に関して>について

    医療使用のサフランベース調合、抗うつ作用と刺激作用に関して、地中海沿岸の各地域では、昔から、サフランの薬用植物が重宝されえていた。今日、詳しい研究の基、新たな特性を見出された。その特性は、抗酸化作用、抗うつ作用、抗ストレス作用です。サフランの抽出液は、植物療法の中でも注目され始めているのが実情です。
    しかし、サフランの大きな問題点は、食用として、使用されているので、値段が高い。品質にもばらつきがあり、精油として、扱って行くには、品質のバラつきを安定させ、よりよい物にしていかなければならないとの事でした。日常何気なく食品として、使用されている物にも、薬用になりえる物がある事を再確認しました。

    次に、日本からのゲストスピーカーである
    ◆東京都神経科学総合研究所・医学博士・日本 小柳清光氏
    <マグネシウム:病原学及び、パーキンソン病の治療における治癒法>について

    グアムから、東太平洋、紀伊半島にかけてパーキンソン病の人が多い傾向にある理由を調べると、マグネシウムとカルシウムの欠乏、水質にアルミニウム値が高いという特徴がある。この地域に生息するこうもりを使ってその調査をしたところ、この3つの欠乏が著しく発見された。パーキンソン病とは、筋肉と神経細胞の成長が止まる病気で、主な症状としては、筋肉が動かなくなり、記憶がアルツハイマーのように無くなる。パーキンソン病はすぐになるのではなく、50年の歳月をかけてゆっくりと神経細胞を冒していき脳内を神経細胞も侵害して、ついには、死にいたる病気です。
    この研究は、こうもりをいくつかのグループに分けて、成長するのにサポートできる量の(ごく少ない量)のマグネシウム、カルシウムをアルカリ性の水に溶かして投与。

    1.出生1ヶ月前の臨月から出産までのこうもりグループ
    2.出産1ヶ月前から1ヶ月後までのこうもり 
    3.出産1ヶ月前から1年後などに分けて
     
    それらのグループの投与の結果、細胞分裂の成長の速度に大きな差がでる事が分かった。次に、何世代に渡って遺伝するかという傾向は、可能性として、第2世代までは、十分ありえる。しかし、まだ実証はされていないようです。
    そして、DNAにダメージを与える可能性はあるのかという質問に関して、マグネシウムの接取量に気をつけることが大事とのことでした。
    パーキンソン病の改善については、食文化が大切です。世界レベルで現代人はミネラルが欠乏していますから、食生活からミネラルを接取しなければいけません。という発表を伺い、ミネラルが不足して、様々な病気を引き起こす事をあらためて痛感しました。小柳先生もファーストフードがミネラルの欠乏につながっているとお話されていました。
    私は現代人の様々なストレスも、それ以上にミネラルを不足させている現実を知りました。。
    近年はタラソテラピーへ行くと海の海藻や海泥のパックで、ミネラル分を皮膚から吸収させますが、スパなどのトリートメントで、ミネラルを吸収させる事もストレスの多い現代人には欠かせないことだと思いました。

    ◆カネボウ芳香研究グループ部長・日本 Ryuichi Komaki氏
    <香りと色の相互関係>について

    「香りと色の相互関係について」の研究発表は、とてもユニークでした。この研究に当たり、二つのテーマがありました。
    1.精油の与える心理効果。(プシコロジー)
    2.精油の与える身体の対応。(フィジオロジー)
    この二つのコンビネーションに対して人は無意識に考えているそうです。カネボウとしては、この事がもっとも重要と考えて研究しているとのことです。
    世界遺産でもある京都の竜安寺の石庭をひとつの例とし香りと色のコンビネーションが大切だという事を強調されていました。
    例えば100人の女子学生にカラー対フレグランスのミスマッチテストをして、管理し、匂いを嗅がせてカラーを当てる。
    又、カラーだけ見せて、香りがついている物、ついていない物をポイントに言葉で表してもらう。(赤の色を見せて、バラの香りをかかせてコメントをもらう)等、まだまだ、様々な実験を行っており、香りと色のコンビネーションに対して商品開発に役立てているそうです。

    ◆神経化学病理学者、ニューキャッスル大学・イギリス Elaine Perry女史
    <精神系障害の治療における、アロマテラピーの使用法>について

    神経系障害患者の症状改善に、精油が有効である事が、研究で証明されつつあるそうです。
    例えば、ラベンダーとメリッサが、精神安定効果がある事から、72人の精神障害患者に普段の薬物療法に加え精油を取り入れた所、その効果がアップした。
    精油治療として、マッサージオイル100ミリを二回に分けて6週間から12週間投与した。症状が著しく改善された。
    又、我々は、2005年から2008年にかけてのアルツハイマー患者の症状改善3ヵ年プログラムを試みている最中である。特にメリッサは、アルツハイマーに有効な成分NMDAレセプターに効果がある事が分かった。
    今後益々、化学療法と精油の併用が治療アップを目的として注目されるでしょう。
    しかしその併用は、時として精油の毒性を引き出す可能性があり、精油それぞれの特性理解に加え、化学療法と併用した場合の弊害を十分に研究する事が重要です。又、メリッサも多量に使用する事で、毒性を発揮することが知られているので、使用には十分な注意が必要である。

    ◆医学者、ケルト大学・ドイツ Patrick warnke 氏
    <悪臭をもった潰瘍、形成腫瘍治療における精油の共働作用>について

    喉頭癌、舌癌は、主に40歳から80歳が危険です。
    その主な原因は、タバコとアルコールの飲用で、約50年間の摂取で、通常の人の150倍のリスクがあると言われています。治療法としてはレイザー手術が主流。その完治までには、口の全ての癌は、特有の口臭がある。癌細胞の繁殖により、増加したバクテリアに侵食される事が原因である。これは、かなりの悪臭をはなちます。金の繁殖を防ぐ効果のある精油を使用する事。精油は主に抗菌抗炎症効果の高いティートリー、ユーカリ、グレープフルーツ、レモン、クローブ、などをバクテリア培養容器に、それぞれの1滴をおとした所、バクテリアの減少がそれぞれに見られた。
    又、実際にこれらを配合したクスリを患者に投与したところ、2,3日で口臭の改善が見られた。という事です。
    パセリが悪臭の防御と衛生保持の面から、ぜひチャレンジしたらどうか。クローブも除菌に効果があるのではないか?との意見がありました。

    ◆薬学博士・フランス Francis Hadji-Minaglou 氏
    (グラースのアロマテラピーとフィトテラピーの薬局のオーナーでもある)
    <正式記録上不耐性ピロリ菌による、表面慢性胃炎治療上フィトアロマテラピー について

    胃の中に存在しているピロリ菌は、水分を吸収して増殖していきます。
    又、家族間で広がるのが特徴で、腫れと炎症が特徴です。特効薬を14日服用すると、70パーセントは治り、30パーセントの最後の完治までは、6から24ヶ月かかります。これは、個人差があります。ただし、弊害としては、当然副作用があります。嘔吐や吐き気を伴う。副作用の無い治療として、精油での治療を研究しています。
    使用する精油は、抗バクテリア、抗菌、抗炎症、消化器官の正常化を図る事が出来るそうです。他に、ガーリック、チモール、オレガノ、ジンジャー、レグリス、お茶、舞茸、椎茸、アーティーチョーク、を調合した。(この投与は高血圧の患者には向かない。レグリスが血圧を上げてしまいます。ジンジャーは日本産を使用。期間は、特効薬に比べると長いです。3ヶ月以上の使用は効果が鈍くなる。一度インターバルを空けてから、再度治療をすると良いとの報告がありました。

    ◆バイオ化学者、コスメトロジー Raymond Kervedo氏
    (論述共同:Olivia Derrieu, Zied Djabari, Sabine Baylae)
    <治療学上及びコスメテイック分野における精油の抗バクテリア性質上、調合の重要性>について

    精油と化学化合物で、デオドラント商品の開発計画をしている。保存料を使用せずにどこまで精油の特性を引き出し、製品としてどのように作れるか。それを研究している中で製品化した場合の問題点などを説明。

    ◆ハイデルベルグ大学教授・ドイツ Jurgen Reichling 氏
    <精油の抗ヘルペス菌に関する最新報告>について

    精油の抗ヘルペス菌に対する特効薬に対して、精油の投与と治療に使える精油の種類を発表。有効な精油は(アニス、カモミール、シトラス、ジンジャー、ヒソップ、 タイム、サンダルウッド、パイン、マヌカ)これらミックスした精油を患者に投与すると、4日間の治療で消滅に向かう。

    ◆エクサンプロヴァンスの医学博士・フランス Anne—Marie Marie Giraud-Rodert氏
    <精油Ciste ladanifereとHelichyse italienne の自己免疫病理におけるその治療 上の重要性>について

    自己免疫力病理におけるその治療上の重要性について、効果の出る精油の種類などを発表。特に重要な精油はシステ、ヘリクリサム・イタリカム(マダガスカル産)システ(スペイン産)が有効。パセドーシ病や、橋本病には、システやヘリクリサムが有効である事が確認された。

    ◆臨床学医CAM、クリステイーホスピタル・イギリス Jacqui Stringer氏
    <特殊患者のストレス軽減に対する精油マッサージの担う有効性>について

    特殊患者のストレス軽減に対する精油マッサージの担う有効性について全ての重度の病気治療の患者に対し、治療上の精神的及び肉体的苦痛を軽減する為にマッサージが有効である。精油を使って、又は使わなくても十分精神的リラックス作用があり、症状改善や患者の心の状態をポジティブニに導いてくれます。又マッサージは、ホルモンバランスを成長する作用があり、まずは、患者の病気の状態を把握した上でどのくらいの期間施術をするかを決めて行く。

    以上、アロマテラピー国際学会 2日目レポートでした。
    誤字脱字等があるかもしれません。お許しください。
    携帯で頑張って書いております。
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    aromakusakabe * アロマテラピー国際学会(フランス) * 09:42 * comments(0) * trackbacks(0) * - -

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