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ドガ展

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    横浜美術館で開催中のドガ展http://www.degas2010.com/へ行ってきました。展覧会は、オルセー美術館の全面協力のもと、同館所蔵のドガ作品45点と国内外のコレクションから集めた約120点によって初期から晩年までを展観していました。驚いたのは、国内でのドガ展は21年ぶりとのこと。全体としては、油彩、素描、パステル画、ブロンズ、そして写真に至るまで、ドガの制作全般を網羅した内容でした。あの名作の≪エトワール≫初来日。
    冒頭の≪画家の肖像≫1855年(オルセー美術館)は、ドガが敬愛するアングルの影響下にあった初期作品。ドガはアングルの弟子に師事している。変わった作品としては、≪マネとマネ夫人像≫1868-69年頃(北九州市立美館)。画面の右端が大きく壁のように空白となっている。変わった構図だなと思ったら、当初、この空白部分にはマネ夫人の顔が描かれていましたが、マネが気に入らなく彼によって切断されたというすごい逸話が残されていました。これをきっかけとして、マネとドガの関係は微妙なものになっていったそうです。≪東洋風の花瓶の前の女性≫1872年、描かれた東洋風の花瓶は、なぜか印象的でした。≪アマチュア機種のレース−出走前≫1862年(オルセー美術館)、≪障害競馬-落馬した騎手≫1866年(ワシントン・ナショナル・ギャラリー)のこれら作品は写真的。ドガは写真に大変興味を持っていて、彼が撮影した写真が多く残されていました。
    いよいよ≪エトワール≫登場、本当に綺麗。≪バレエの授業≫1873-76年(オルセー美術館)も何度かパリで見た有名な作品。踊り子の様子が細かく描けていて、リアル。フランス国立図書館所蔵のリトグラフ≪アンバサドゥールのベガ嬢≫1877年頃も素晴らしい。パステル画の踊り子も綺麗な絵です。
    「浴女」をテーマにした作品群は興味深かった。≪浴盤(湯浴みする女)≫1886年(オルセー美術館)は日本の浮世絵に描かれるポーズにも似ていた。ドガは非常に日本や、浮世絵が好きだったようです。≪水浴≫1894年(長島美術館)、≪浴後(身体を拭く裸婦)≫1896年(フィラデルフィア美術館)は、印象深い作品でした。ありえないポーズで身体をタオルで拭く裸婦をパステルで描いていました。この作品の参考になっている1枚の写真も同時に展示されていました。パリで又改修工事が終わったらオルセー美術館へ行ってこよう。


    aromakusakabe * - * 23:34 * comments(0) * - * - -

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